2014キノコ採り1
ヌキウチ(エゾハリタケ)
前回の見置き
2014キノコ採り1
「トビタケは終わっていた・・・」
山で行きあうプロ達の会話はきまって「ぜんぜん出てねぇ!」。
そんな中にあって、これまで、まだいくらか姿を見せていた
「月山」のある山域へ向かいました。
と言うのも、まだお渡ししていないお客様へのものが数件あり、
この山へ最後の望みを賭けていたからである。
入山し、まだ出てこない晩生のトビタケ木を廻ってみたが、
トビタケの成菌はおろか、新たなツブの発生は見られなかった。
こんな時期になっても出る気配がないとしたら、おそらく一週間前
あたりで終わっていたのかも知れない。
「悪天候つづきの気象状況に内心『ひと月遅れの真夏日』に
なるよう期待したが、天候が回復する間もなく、山中は着々と
秋に向かっているようだった。また最近とみに朝晩が涼しくなり、
早くも稲刈りが始まった所もあると言う。こんな現状じゃ、
いくら何でも出始めるわけがない。トビタケからすれば
『来年まで待ってけろ~』と言うことなんだろうか」。
8月29日(くもり)
8/18に行った時に、全く何も生えていなかった山域へ
再度行ってきました。
前回と同じくして20本程のトビタケ木を廻ってきたが、
残念ながらその後の兆候がまったく見られず無の状態のままでした。
いくら天候不順続きとは言え・・・ただ驚くばかりです。
8月24日(くもり)
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トビタケ発生の目安となる、ススキの「穂の開き」が見られたので、
久々山へ行ってみました。
車から降り、モヤッ~とした空気に包まれ支度を始めると、一匹のアブ
が挨拶がわりに寄ってきた。
準備を整え、すっかり藪になった山道を両手でかき分けながら進み、
一時間先のブナ林を目指した。
今年トビタケが出ると思われる数か所の早生木を廻り、そのうちの一本の
ブナの根元に・・・これも挨拶がわりかトビタケが一株生えていました。
7月22日(はれ)
行く先行く先、まともな成果が得られない
今年のトビタケ採り。
おそらく、今日も「駄目だろう」と思いつつ
丁山地流域「明神沢」へ行ってみた・・・
高坂ダム大沢川上流部、通称「大川入り」へ
一年ぶりに向かってみました。此処へはもっと早く来るつもりでした
が、悪天候続きで躊躇し、なかなか来れずじまいだったが今回
ようやく踏み入ることができました・・・
相変わらずの大沢川は、冷たく清く澄んでいて、飛び交う「メジロアブ」
の数が半端でない。渓流釣りを含めて山菜、茸と40年近くも通い詰め、
知り尽くした「大川入り」だが何度訪れても、気が緩むことなく最大限に
神経を使う。若い頃の慎重かつ大胆な歩きも、年を食ったせいか、
慎重さは増したが大胆さはかなり減ってしまったように思う。
が、そのぶん爺なりのあまり力まずゆったりと歩くようになった。
ところで此処でのトビタケ状況は、今のところ全く駄目で殆どの木が
休んで出てなかった。 8月25日(くもり)
8/29
9/23
10/3
10/2
10/16
10/18
11/21
1
9/9
7/22
9/22
ことしも例年以上にトビタケ木が倒れた
ヌキウチ
少しづつ集めた今日の収穫
きょうのトビタケは2本からの物です
前日廻っていないか所を歩き、3本の木から採ってきました。
あまりの収量の少なさに、8/17の採り残し分を回収してきたが、
それであってもきょうの収穫量はこんなものでした。
今後に繋がる新たな芽出しがなく見通しは暗いが、しかし、
このままで終わろうはずもなく、きっと、そのうち生えてくると
自分なりに考えています。
「悪天候に負けるな!!」がんばれ~トビタケ。8月20日(あめ)
ワカイタケ(ヒラタケ)
月山の山域へ行ってきました・・・
夜中の3時に家を出て、支度をすませ4時半ごろには山へ入れた。
「月山」山頂から注ぎ込むダム湖の流水は多く、ダムサイトのヘリは
歩けず、崩れ落ちた山道を行くことになるがこれまた危なく、前に張って
おいた数か所のロープ頼りに慎重に進まなければならない。
きょうもあまりの茸の無さに、しつこく探し回り、車へ戻った時は
2時ちょっと前だった。着替えを終え車を走り出すと、ガタゴト異様な音が
「あっ!」パンクだ。「ぢぐしょ~う」またか。修理をしようと工具を見ると、
「あれ~」ジャッキハンドルが入ってない。
幸い駐車広場には宮城ナンバーと山形ナンバーの2台が停めてあった。
すがる思いで、何度も見通しのいい場所を行き来し、車の主を待ったが、
しかし、なかなか現れない。
きょうは盆の入りの13日。「そんなに遅くまで山にいるはずがない。」
怪我?キャンプ?あれこれ想像し、待ちに待った。
5時半を過ぎた頃、ようやく一人の男が帰ってきた。
嬉しさあまって「こんふぃちは~」と声をかけ、工具を借りタイヤを交換していると
間もなく、山形ナンバーの人も下りてきて「トビダケ、ぜんぜん駄目だっけ~」と
残念そうに言っていた。
一方の工具を借りた人の籠はと言えば、溢れんばかりのトビタケが入っていて
驚かされました。
一本の木から採ってきたらしいが「ある所にはあるもんだ。」と今後に期待が
膨らみました。 8月13日(くはれ)
トビタケ(トンビマイタケ)
「只今、工事中」の立て看板を横目に、新明神沢橋を渡り、
木の切出し専用に拓かれた林道を歩き抜けると、
その先は、草で背丈が埋もれるほどになった薮道が続いていた。
不作を知ってか、人の訪れた痕跡はまったくなく、この爺が
トビタケ採り一番乗りのようだった。
2時間ほど行った辺りから山を上り、前に数回採ったことがある、
ブナの折れ木の根元を見上げると大きな株が一個出ていました・・・
「よし!」と喜んだのも束の間、トビタケの根茎は過ぎていて
硬くなっていた。「あ、あ~もったいね~ごど。」やっと、あり付けた
大きなトビタケを前にしてガックリ気が抜けた。
それでも、この日唯一の貴重な戦利品でもあり、軟らかい部分だけ
を外し持ち帰った。
帰りがけ、重機を乗った人から「採ったか?」と聞かれ
嘘をつくつもりもないが、こんな収穫量じゃ、けして首を縦に振る
気にもなれなかった。 8月26日(くもり)
月山山域の一角へ行ってきました。
こちら方面のトビタケの発生状況は、今のところあまり良くなく、
1,2個しか出ていないか所が多く、比較的生えている場所であっても、
マバラで量が少ない。まあ、それでも鳥海山山域から比べれば、
まだ出ているだけでも良しとせねばならないのか。 8月19日(くもり)
1
8/29
9/23
10/3
10/2
10/16
鳥海山方面に行ってきたが、驚いたことに、
この山域においてのトビタケの発芽は全く見られませんでした。
悪天候続きの影響だと思うが、・・・もう少し夏らしい天候になるよう、
今後に期待するしかない。 8月18日(あめ)
4日ぶりの山入りでした。
きょうの収穫のトビタケは、前回見て置いたか所からの
物が大半でした。2,3か所、誰かに取られた木もあったが、
新たに生えてきた場所も2,3あった。 8月17日(くもり)
もうそろそろだろうと思い、あっちこっち廻ってきたが
「トビタケが出てない」。いっぱい出てくる場所に1,2個だけ・・・
不作時の現象が起きている。
このところの天候の悪さの影響か、早めに生える雑キノコが
大量に辺りを埋めている。
また夏だというのに朝晩の涼しさも気になるところだ。
8月10日(くもり)
群がるアブ防止にネットをかぶり進むと、風通しが悪く、
汗でむれて前がよく見えない。かと言って、「刺されるよりまだましだ」
きょうは数か所のトビタケの早生木を廻ってきたが、たった1個だけ
しか見られなかった。 7月30日(はれ)
ありがたい湧き水
10/18
きょう採取した全てが倒木からのものでした
11/21
9/9
7/22
9/22
2014キノコ採り1
今まで踏み入ったことがない山中へ向かい、きょうも長々と
トビタケを探し回ってきたが、残念ながら新たな木は
全く見つけることは出来なかった・・・
あわよくばと願った闇雲な歩きは、結局、無駄な抵抗で
終わってしまった。 8月22日(あめ)