〜日焼けしたトビタケ〜
〜菌糸〜
「流れ出たトンビマイタケの菌糸」
「朽ち果てたブナから菌糸が現れた」
       〜ずいぶん昔です〜

 マイタケを探す途中に
よく大量の腐ったトタケを目にしていたが、
その当時はマイタケ以外のキノコは
あえて出向いてまで採る気もしなかった。

 この写真(左)の箇所も何度か見かけ、一年置きに
生えることも分かっていたのだが・・・
ある日、知人とトビタケ話で盛り上がり
向かってみたらトビタケは予想通り生えていた。
開き過ぎてはいたものの、凄い量に喜びあった。     
(その当時、生えていたものを集めて撮ったものです)

 その翌年、このブナの木は倒れ、またしても大出と
なったがその後、しだいに出数が減り
それでも10年ぐらいの間、わずかだったが生えてきていた。
 トビタケにとって此処は
居心地のいい「ブナの大木」であったのだろう。
ーナスと和えたトビタケの油炒めー
下ごしらえを終えたトビタケを、包丁で繊維の逆に横切りをする。
適当な大きさに切ったトビタケを、酒、砂糖、醤油で味付けをし
ナスと油で炒める。出来上がったものにシソの葉を刻み入れる。
ートビタケの天ぷらー
下ごしらえを終えた、繊維に逆切りにしたトビタケを少々の酒、砂糖、醤油で煮る。
沸騰したら火を止め、香りが逃げないように落とし蓋をし冷めるまで1、2時間置く。
冷めたトビタケをそのまま衣を付け油で揚げる。
(かき揚げ風に揚げるのも良い)
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トビタケ料理
ミヤマトンビマイタケ
トビタケは、物に触れたり、蒸れたり、日焼けすると左下の画像のように
色が黒く変化します。一見、薄気味悪く感じられるでしょうが、これは
トビタケがもつ性質であって、.食用にはなんら心配いりませんのでご安心下さい。
トビタケの成長は早い・・・あっという間に開いて硬くなる
*トビタケの保存
トビタケはかならずしも奥へ行かなくとも、意外な所に生えている場合があります。
下記の画像は車道からすぐの場所に生えていました。
〜道端にトビタケ〜
【装備】携帯備品、背負い籠・ナタ・雨具・新聞紙・ビニール袋・
         熊よけ鈴など
    炎天下での山歩きは辛いものがあります
    熱中症にならぬよう飲み水だけは余分に持ちたいものです。

    害虫対策  虫よけスプレー・防虫ネットなど

    足ごしらえ  スパイク付き地下足袋


【料理】私が住む新庄周辺では盆、祭りにはエゴ・カラガイ
    そしてトビタケが決まって食卓に並びます。

    トビタケを茹でると汁が黒くにごる。
    濁った汁は捨て、水洗いをしたトビタケを絞って調理する。

    トビタケの香りを活かした料理がいい。
    炊き込みご飯・天ぷら・ナスとの炒め物など

    老成した硬いトビタケを、サキイカのように裂き、
    カタクリ粉をまぶして油で揚げると、ビールの肴にあう。

    多少硬いものでも重層でやわらげ
    包丁をいれるさい、縦より横切りに調理すると良い
             
【保存】冷凍・瓶詰・塩漬け・味噌漬け
    若いものは「瓶詰」老成したものは茹でて塩漬けにし、
    戻したものを味噌漬けにすると良い。
【取り方】トビタケはマイタケと同じで、環境に敏感なため
     細心の注意を払う。

     発芽したらあまり近づかず離れて観察する。

     何度も訪れ根の周りを歩き回ると成長しなくなる。

     幼菌に息をかけたり触らない、表面が黒ずみ成長が止まる。
     暗闇でのフラッシュ撮影なども、光に驚きダメになる。


    *日当たり良い、きれいな発育場所を好むので、
     発芽前、はびこった笹や草木は適度に除去した方がいい。

     腐らせると菌糸が死滅する。
     「腐ったものは外し、木の根から離して捨てる」
     多量に腐らせると、菌糸が増え元に戻るまで、発芽に最低2,3年は休む。

     トビタケが生える範囲は、一般に「一間四方」と言われるが、
     まれに巨大木に7,8メールも離れて生えることもある。

     外すときは素手で取ると、手の平や爪が黒くなる(汚れが落ちにくい)ので
     薄手の手袋をした方がいい。

     採り終えた跡は、
     付いた菌糸を含めて、元通りに土や落ち葉を被せておく。

     根に張り付いたものは、ナタやナイフで切り取る。

     よく刃物を嫌う人がいるが、私は20数年刃物を使っている。

     また採取の際、根茎の裏側をよく確認し、余計な部分の石づきや
     ゴミ類は取り除いた方がいい。  

      
【採取期】極早生・早生・中生・晩生・極晩生

     トビタケの通常の採取期は8月上旬から9月上旬頃
     極早生7月下旬 中生(盛期)8月10日〜8月20日頃
     晩生8月末頃 極晩生9月上旬〜中旬

     一般的にトビタケが生える順番として
     1、切株 2、倒木 3、折れ木 4、枯れ木 5、地中木、6生木
     大量に発生する木は、生木が多い。

     トビタケの発生周期は木によってそれぞれ異なり
     毎年生えるものから5年前後休む木もある。

     わりあい2,3年周期に生える木が多いが、しかし、その年の
     気象状況で狂いが生じ、あまり決めつけられない。

     多少若くても食べごろであれば、何度も置かず
     2,3度で取り尽くした方が無難です。

     毎年、数多く生え出る木もあれば、
     長年休んだ木であっても、いくらも生えてこない木もある。
     ツブ、幼菌は当然のごとく、次回のため採らずに残して置く。
【特徴】 切株・倒木・折れ木・枯れ木・地中木・
     生木などの根元や枯れ幹に生える。

     ブナの根周りに、ごつごつした白い芽が出始め
     無数に分枝した柄がしだいに半円形に広がり
     一週間ほどで盛期を迎える。

     最盛期には手の平サイズから、
     最大で大人が隠れるほどの大きさになる。

     トビタケはマイタケより発生する量が多く、
     一カ所で100キロにもなることもある。

     ブナは「硬いナラ」と比べると、木の油質が少ないらしい。
     その分朽ちるのが早く、トビタケが生える期間はマイタケより短い。

     ブナの寿命は200〜300年。最高樹齢は700〜1000年。
     ちなみにナラの寿命は300〜400年。最高樹齢は1300〜1500年とあったが、
     樹木の生命力にはただ驚くばかりです。     

    *トビタケが豊作だった2012年の年に、それまで
     一度も出たことがなかった、2本の「生木」に大群生したことある。
     トビタケは、年ごとに生え増えるのではなく、いきなり爆生することも
     あると分かった。

     若い肉質は白色で軟らかく、成長するにしたがって
     褐色をおび、しだいに肉質が硬くなり食用に適さなくなる。

     白い肉質は物に触れたり傷つくと、黒く変色するが
     白いものと同じで、食用には何ら変わらない。
【寄生木】 ブナの老木
      生木・立ち枯れの木・倒木・折れ木・切株・地中に埋もれた木など

      若木や腐れ木には寄生しない。

     寄生した菌糸が木の養分を喰い尽くし、浸食された木は
     徐々に弱り朽ちてくる。

     ドラ木の菌綿が落ちると、しだいに出なくなる。
     ドラ(木が腐れ空洞になる)菌綿(菌糸が集まった塊り)
    *生木とドラ木の見きわめは、棒で叩けば音が違う。

     ドラに限らず菌の終期が近づくと「最後の狂い咲き」で大発生する木が多い。
     その後、発生する量が減り、徐々に出なくなる。

     木が傷つき、その裂け目から雨水が入り込むと、菌が死滅し出なくなる。
【自生地】 里山から奥山の広葉樹林帯・伐採跡地

      標高400m〜800m位の陽当たり良く、風通しのいい
      山中に多く発生する。
*ミヤマトンビマイタケとトンビマイタケは別物である。

 トンビマイタケが「ブナ」の木に生えるのに対して
このミヤマトンビマイタケは「ナラ」に生える。

 こ辺りでは通称「ナラの木トビタケ」と呼ばれている。

 一見、トンビマイタケと似ているが、手にすると違いが分かる。

 ミヤマトンビマイタケを調理する際は
一旦、塩漬けをお勧めします。
(トビタケより香り、味の面で劣る)

〜天然トンビマイタケの発生時期の目安として〜

 それぞれその地域によって違いはあると思うが
この辺りの地方では昔より「ススキ」の花穂が開くと
トビタケが出始めるとの「いわれ」が有ります

が、その年の天候によってかならずしも当てはまらない
場合があるようです。
ー調理の下ごしらえー
汚れたトビタケを包丁でそぎ、熱湯で軽く茹でる。
トビタケは茹でると黒く濁ります。その煮汁は捨て、トビタケを流水で洗い流します。
流し終えたトビタケを絞り、調理をします。

若い軟らかいものでしたら、上記の方法で良いのですが、
成長した硬めのものでしたら、茹でる時、重層( 食用)を入れると軟らかみが増します。
ートビタケの炊き込みご飯ー
下ごしらえを終えた
繊維の逆に横切りしたトビタケを、適当な大きさにし、だし汁に酒、砂糖、醤油で煮る。
煮終わったものに米とともに炊飯器で炊き込む。そのさい2,3割のもち米を加えると
さらに美味しくなります。
(普通に炊いたご飯に、煮たトビタケを直接入れかき混ぜる、やり方もある)
家のかあちゃん&トビタケ
トンビマイタケが大量に生える箇所は珍しくない
発芽、間もないトビタケの幼菌
*当店「大自然」まるかじりやでは、その日に採った物をその日のうちに配送しております。
皆さまのご注文、心よりお待ちしております。
尚、このサイトからのご注文は下記のメールか電話にてお願い致します。

            メールアドレス sechihide@yahoo.co.jp
 
       「大自然」まるかじりや п@0233(22)5645
               山形県新庄市鉄砲町1−23
                              小野正敏      
                         

                            
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天然山菜、天然舞茸販売 大自然まるかじりや
「このような状態であっても、今でもトビタケが生えてくる箇所がある」
「どうぞ!お試し下さい〜美味しいですよ」
下ごしらえしたものは冷蔵庫で一週間程はもちますが、残ったものは
冷凍保存をお勧めします。
【運び方】通気性のいい背負い籠
     私はやせ馬(背負子)に手ごしらえの籠を2つ持って行っている。

     丸い竹籠・コンテナに大きな風呂敷・ポリケースに段ボール
     折りたたみ式コンテナなど、地域によってそれぞれ運び方が違うようだ。

    *トビタケはぶつけたり、触れたり、蒸れると黒く変色する。

    「その昔、早朝に採ったトビタケを閉めきった車にしまい
     戻ったら、暑さで気温が上がり車内は『サウナ』状態。
     白かったトビタケは蒸れて真っ黒けになりガッカリした事がある」
     以後、車の下か、草むらに隠し山へ向かっている。

     白いトビタケを採るさいは、あまり手でベタベタ触らず
     慎重に外す。

    *一株づつ・・・ていねいに新聞紙で包む
     収納のさい、くるんだトビタケが重ならないよう上手に
     詰め込むのが、つぶさない「こつ」です。

     枝の葉で包むと、出すときにくずれるのでやめた方がいい。

     朝露や雨でぬれたキノコはマイタケを含め傷みが早い
     しまい込む前に、よく水分を切った方がいい。

     下山時に川の増水で泳ぐ場合は、物が濡れぬようビニール袋(特大)へ移して
     運んでいるが、泳ぎが終わったら、蒸れないよう、袋の口は開けている。 

     きれいな状態のまま、持ち帰るには15キロ位が限度かと思われます。

     二度運びが出来ない場合、トビタケを日蔭に隠し(陽が当たると黒ずむ)
     後日、回収に行けばいい。どうしても行けない場合は、良いもの順に採り、あとは
     捨ててくるしかない。
    *売るにしても、人にあげるにしても、自然のままに綺麗に運べれば
     喜んでくれるし、気もスッキリする。
採り頃
1日2日で右側の大きさになる
ススキの穂が開く
"上部にまとめた事柄は、これまでのプロとして培った経験をもとに、自分なりに作成しております"
           尚、今後も追加更新する予定でいます(2007年〜2015年)