ー山のプロの情報サイトー
2020茸採り1
≪迷信≫   いつ頃からか語り継がれたれた迷信があります

     *トビタケやマイタケの周りにヘビが巻き付いている・・・
       今まで30年あまりヘビなど眼にしたことが無い。

     *生えているマイタケは全てを採らず、少し残して置く・・・
       残さず採り尽くした方が、あとあと誰かに発見されず、発生にも影響がない。

     *刃物を使うと翌年からマイタケは出なくなる・・・と「云われ」を信じていた頃も
       昔はあったが、たまたま使ってからの、その後の20数年間。自分は刃物をその度
       使っているが、これまで発生に何ら変わりはなかった。(但し、使い方に決まりあり)

     *腐っているマイタケは、菌糸を増やすため、そのままの状態にして置く・・・
       腐らせると菌糸が死滅し、発芽に2,3年は休むので木の根から離して捨てる。

     *ナラ枯れの被害木にマイタケは生えて来ない・・・
       間違いなく生えて来ます。当サイトの「ナラ枯れ」をご覧下さい。
 ≪云われ≫    昔より語り継がれた言い伝えがあります。

         *その年のまいたけが発生する目安として・・・
       数年前、新たな注意キノコとして世間を騒がした、あのスギヒラタケが
       発芽しだすとまいたけが出始めるとの云われがある。

      *夏に台風が来ると、まいたけが早く発生する・・・
       台風によって寄生木が揺れ動き
       まいたけの菌糸が刺激され、発芽が早まるとの云われがある。

      *トビタケと同じで、冬から春に切った伐根には生えるが夏切りには生えない・・・
       残雪があるなしでは伐根の丈が違い、地面すれすれに切られた
       夏の伐根には、まいたけの菌糸が寄生しない。

      *不作の年は、岩山より土山を廻れとの云われがある・・・
       水はけの良い岩山より、水分の多い土山の方が、まだ可能性が高い

      *木の中身が赤い木には出ないとの云われがある・・・

      *出る木が倒れた翌年は、発生が早いとの云われがある・・・

      *若老木期に良質のものが生え、木が古くなるに連れ、質が落ちてくる・・・ 
       しかし、たまに良質のものが生え、終焉を迎える古木もある。
【装備】   渓流釣りと違い、マイタケ採りはできるだけ空身に近い方が良い。

       携帯備品…背負い籠・ナタ・雨具・軍手・薄手袋・熊よけ鈴
       ナップザック・ビニール袋・新聞紙・細引き・虫よけスプレーなど
       足まわり…秋の沢は寒い
       私はズボンの下に釣り用のタイツ(ネオプレーン)をはき
       先割れのソックス(ネオプレーン)に地下足袋(スパイク付き)を履いている。

【保存】   いろいろな保存方法がある

       冷凍・乾燥・瓶詰・缶詰・真空パック・塩漬け・水煮
       天日で軽く乾かしてから冷凍をすると、香りと風味が損なわない。

【料理】   なんの料理にも合うが、素材が活かされた料理がいい。
       炊き込みご飯・すき焼き・バター炒め・天ぷら
       しゃぶしゃぶ・吸い物など他多数
 【運び方】   運ぶさいは通気性のいい籠がベスト。
        自分は、背負子に手ごしらえの籠2つを持って山入りしているが、
        最初に自由に探し廻れる籠を持ち、採った物を背負子籠に空けている。
        大量時には2つ並べた籠に潰さぬよう詰め込み、さらにその上に積みあげ運んでいる。

        地域によって、丸い竹籠、各種のコンテナなど人それぞれ千差万別。

        自分は今でも近場では、背負子にポリケース、コンテナ、段ボールなどを持ち込んで
        運んでいるが、そのさい、茸と茸の隙間に動かぬよう新聞紙を丸めて挟んでいる。
        只このやり方は、かさばり過ぎて、遠出し自由に廻れないことが欠点である。

        一昔前も同じようにして、折りたたみ式のコンテナ2つを担いで運んでた時もあった。
        いろいろ試行錯誤しながら、おのおの自分に合ったやり方が一番適していると今は思う。

        背中の体温をじかに通さぬよう、背当てが付いた登山用のザックなどでもいいが、
        運ぶ量(大きさ)に制限があり通気性にも劣る。また背当てのない山菜リックなどは
        日によっては、中の物が蒸れる場合があるので、あまり勧められない。
        この辺りのプロはリック、ザックを持つ人は殆ど見かけない。
 
        大中小のビニール袋を用意し、舞茸の大きさに応じて一株づつ袋に入れ、動かないように
        しっかり縛り包む。また密封すると蒸れるので、あらかじめ空気穴を開けておく。
        自分は、その場でビニール袋を何箇所か、ワイルドに歯で食いちぎっている。

        風呂敷などで包むのも良いが、濡れると重くなり、きれいに運べる個数も限りがある。

        昔風に枝の葉で包むと、出すときに枝葉にぶつかり崩れるのでやめた方がいい。

       *収納する時に、重ならないよう上手に詰め込むのが、つぶさない「こつ」です。

        下山時に川の増水で泳ぐ場合は、物が濡れぬようビニール袋(特大)へ移して
        運んでいるが、泳ぎが終わったら、蒸れないよう、袋の口は開けている。   
        
        きれいな状態のまま持ち帰るには、15キロ位が限度かと思われます。  

        昔、無理して30数キロ運び、20キロ以上も駄目にしたことがあった。
        それ以来、二度に分けて運んでいる。(近場だったら、何度でも分けられる)
        二度運びが出来ない場合、キノコを外してどこかに隠し、後日、回収に行けばいい。
        (どうしても来れない場合は、良いもの順にしまい、あとは捨ててくるしかない)
       *プロとして真価が問われる「採る」量も大事だが「運ぶ」こともより重要かと思います。
       *売るにしても、人にあげるにしても、自然のままに綺麗に運べれば、
        喜ばれるし、気持ちもスッキリする。

 「取り方」  環境に敏感なため細心の注意を払う。

       *発芽したらあまり近づかず、離れて観察する。
        何度も訪れ、根の周りを歩き回ると成長しなくなる。

       *幼菌期に刺激を与え、息をかけたり絶対触らない。表面が黒ずみ成長が止まる。

        多少若くても食べごろであれば、あまり何度も置かず
        2,3度で採り尽くした方が無難です。

       *腐らせると菌糸が死滅する。
        「腐ったものは外し、木の根から離して捨てる」
        多量に腐らせると、菌糸が増え元に戻るまで、発芽に最低2,3年は休む。

        取り外す時は、根茎下に両手を差し込み、揺すりながら持ち上げる。
        しまい込む前に、根茎部(裏側)をよく確認し、舞茸を食べる虫、
        「ハネカクシ、ナメクジ、ヤスデ」などは取り払い、入り混じった石や
        枝木、ゴミ類は、いくらかでも軽くなるよう取り除いた方がいい。

        舞茸を採り終えた跡に、こびり付いた白い菌糸は、
        土や落ち葉をかぶせ、手で押し込むようにして元に戻しておく。

        根に張り付いたものは、ナタで切り取り、場所によってはナイフを使う。

       *よく刃物を嫌う人がいるようですが、私は20数年間のこれまで刃物を
        そのたび使ってきたが、何ら発生に支障はなかった。
        但し、穴や根に張り付いた物を取るさいには、刃物で「抉り取る」のではなく、
        なるべく菌糸を残すように「切り取る」ようにして刃物を使った方がいい。
        
        「その昔、自分も何年かは『云われ』を信じ、山菜のウドのように
        削った木の枝を差し込み取っていた時もあった」
       
        朝露や雨で濡れた物は傷みが早いので、よく水分を切ってからしまい込んだ方がいい。
        もし、時間に余裕があれば、天日でさっと乾かせば更に鮮度が保たれる。
       この辺りのプロは、たいがい3日、4日置きに、歩くコースを微妙に変えながら
       廻っているが、人が来ない安全な場所は、目一杯採らずに置いている。

       それまで数多く生えていた木が、その年大きなもの一株しか、生えて来なかったと
       したら、おそらくその木は終わりで、あと一、二度、僅かに生えるだけと思われる。
       (木が空洞になり、菌糸の綿が落ちる)

       一度採った跡に、10日後あたり再び生えてくる場所がある。自分は「二度木」
       と呼んでいる。木によって2回に分けたり、バラついて生えてくるか所もある。 

      *「強雨」に当たられ続けた舞茸は、傘の表面が黒ずみ成長が止まるが、じかに
       「霜が降り」凍結した舞茸も腐るのが早いので、それらは早めに取った方がいい。
       (急激な環境変化に弱いのだろう)      

       ツブや幼菌は当然のごとく、次回のため採らずに残して置く。
     
      *とにもかくにも、自然任せの自然が作りだす産物「天然舞茸」の発生は予想がし難く
       もし、取っているデータ通り事が運べるとしたら、今より舞茸採りはそんなに
       難しく無いはずです。 
       発生周期は木によってそれぞれ異なり、毎年生えるものから10年も休む木もある。
       また、長年採っていた早生木が突然、晩生木に変わることもあり、その逆もある。
       よって、採る採らぬは別として、最低2,3度は確認しに廻らなければならなくなる。

       「比較的2,3年周期で生える木が多い」だが、その年の天候状況で変わるので、
       決め付けあてにはしない方がいい。

       大発生した木は、たいがい数年間は休むようだが、しかし、木によって違いがあり
       生え出るサイクルは一概に決め付けられない。

       毎年、数多く生え出る「盛り」の木もあれば、長年休んだ木であっても、いくらも
       生えてこない木もある(おそらく木が古くなり菌糸の量も少なくなったのであろう)

       人目に付く場所などでは、わりあい早めに取られるので、毎年生えてくるか所が多い。
【採取期】  細かな生える順は、極早生・早生・早稲中生・中生・晩中生・晩生・極晩生
 
      *通常の採取期間は9月中旬頃から10月中旬頃までの一か月位。しかし、その季節に
       よっては、早々と15日位で終わったり、逆に45日位まで期間が延びる場合がある。
       
       極早生9月初め、最盛期(中生)は9月25日〜10月5日頃、その後は晩生になり
       極晩生は10月下旬。(県内の山を対象にしています)その年の天候しだいで狂いが
       生じ、初夏に舞茸が生えたり、発生量も不作になったり豊作になったりもする。

       通常マイタケが生える木の順番として
       1、切株 2、倒木 3、折れ木 4、枯れ木 5、地中木、6、生木
       大量に生える木は「生木」が多い。

       「早生にシロフが生え、晩生にクロフが生える」と云われてきたように
       どうしてもそのイメージが強いが、その辺りは全く当てはまらない。
       早生にクロフが生え、晩生にシロフが生える場所などは、数多くある。
      
       多く採れる舞茸の色は・・・その時季の天候状況よって、それぞれの色の
       発生具合は一定しないが、毎年クロフが少ないことは確かです。

       晩秋に生える「晩生舞茸」は、色に関係なく殆どの物の肉質が硬く締まってくる。
       また晩期には色ざめした物も現れる。

       売買される市場値は、クロフ舞茸がワンランク上だが、身が締り食感が増す
       「晩生舞茸」のクロフは、さらに高値で取引されている。
       食べる虫 ハネカクシ・ヤスデ・ナメクジ・ショウジョウバエ・他
      *中でも飛び回る「ハネカクシ」は、ひとたび舞茸に入り込むと
       ちょこまか食い荒らし、取り除くに、非常にやっかいだ。

       虫が付く時期は、ツブ、幼菌期には付かないが、成菌になるほど入りこむ。

      *尚、虫付きに気づかず、しばらく置いておくと、2日ぐらいでボロボロになり
       崩れ落ちる。食い尽くした虫「ハネカクシ」はその後、飛び去っていく。
       よって、始末をする際は、良〜く確かめねばならない。

      *一般的な色として、シロフ(白)中間色のトラフ(茶)クロフ(黒)に
       分けられているが、形態と同じくして、それらの色も微妙に違い同じ物がない。
       クロフの中でも、真っ黒い物から黒みがかったねずみ色、青色、紫色がある。
       またトラフであっても、濃いこげ茶色や薄みがかった茶色の物もある。
       さらに、根の穴に生えている真っ白いシロフや地上に生えている茶色に帯びた
       シロフもあることから、一色単に色分けするのは難しい。
 【特徴】  主に樹齢100年以上経ったミズナラ、コナラの老木に発生する。

       その生える期間は一説によると、7,80年と云われるが定ではない。

       ナラの寿命は300〜400年。最高樹齢は1300〜1500年。
       ちなみにブナの寿命は200〜300年。最高樹齢は700〜1000年とあったが、
       樹木の生命力にはただ驚くばかりです。
     
       切株・倒木・折れ木・枯れ木・地中木・生木などの根元や枯れ幹に生える。

      *陽当たりが良い、きれいな発育場所を好むので、発芽前に、
       はびこった笹や草木、転がった枝や石ころなどは適度に除去した方がいい。

       幹回りに生える範囲は、一般に「一間四方」と云われるが、
       まれに巨大木に7,8メートルも離れて生える場合がある。

       初めゴマのような小さい芽が出始め、ブロッコリーのような柄が
       サンゴ状に分枝し、しだいに円く広がり、通常は2週間ほどで盛期を迎える。

       最盛期には手の平サイズから最大で大人が隠れる位の大きさになる。

       一か所に生える最重量は7、80kg。実際、採った物を目撃したことがある。

       一株の最重量は、前に「20kgを採った」と言う人の話を聞いたことがある。

       木によって舞茸の形態が一つ一つ違い、同じものがない。    

       幼菌時での舞茸の匂いは薄いが、成菌になるにつれて匂いが増してくる。
       盛期には、辺りじゅうに広がるような良い香りを漂わす。
       その後、しだいに衰え腐りだし、匂いも鼻につくような悪臭になる。   
              
        ドラの木(木の中が腐れ空洞になる)に付いた菌綿(菌糸の塊り)が
        落ちるとしだいに出なくなり、その後、新たに寄生することはない。
       *生木とドラ木の見きわめは、棒で叩けば音が違う。

        寄生した菌糸が木の養分を喰い尽くし、浸食された木は
        徐々に弱り朽ちてくる。

        木が傷つき、その裂け目から雨水が入る込むと菌が死滅し、出なくなる。

        老木に菌が寄生するが、一口に「老木」と言っても、いろいろある。
        人で例えるとしたら、若めの年寄りも居れば、働き盛りの年寄りも居る。
        また見るからにヨボヨボの御年寄りも居たりする。
        自分は自然樹の老木を「若老木」「盛老木」「古老木」と分けている。 
【寄生木】  ミズナラ・コナラ・クリ・クヌギなどの老木
        まれに山桜・庭内の桃・梅など
          
        キノコの胞子が寄生してから
        初め、樹木の根に張り付くように1、2株(シロフが多い)生え
        ある期間が過ぎると、地上に点在し出す。
        生え出る数量も年ごとに増え、クロフに変わるものもある。

        木が古くなるにつれ、木の高みや根から離れて生え出し、しだいに
        休む期間が長くなり、木の空洞などに生え出すと木の終わりも近い。

        ブナには生えない・・・一見ブナの木に生えているように見えるが,
        これは深く張ったナラの根が、ブナに絡んでいるのであって、
        ブナにはマイタケの菌は寄生しない。もし、ブナの周辺に木が
        何もなかったとしたら、地中に埋もれたナラの木があると思われる。
舞茸(マイタケ・まいたけ)サルノコシカケ科
【自生地】    里山から深山の樹林帯・渓谷沿いの斜面・伐採跡地

        一般に標高400m〜800m位の山中に多く見られる。

        陽当たりが良く、風通しのいい西向き斜面が特にいい。
        北向きでも出なくもないが、少ない。
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 一頃に比べると、マイタケに於ける栽培技術は格段と進歩し、
優れた物を目にするようになった。
食感や風味の面では天然物とはまだ開きがあるが、かなり近づいてきたことは確かです。

 秋の八百屋の店先に天然マイタケが前面に並べられると
端に置かれる栽培物でも、安めの値からして人気が高く、売れ行きもいいようだ。
茸採りをする者が栽培物を褒めてもなんだが、これも現実で仕方がないところです。

 随分長く山入りしているが、会わす顔ぶれも同じであまり変わらない。
自分より歳が若い者も来なくもないが、殆どが年齢層が高い自分のような爺が多い。
交わす言葉も皆同じで変わりなく、繰り返し自慢話を語っている
自分を含めて単純な爺その者ばっかりです。


 若者が山に来ないその訳は・・・
まずは最大の理由のひとつとして「山で飯は食えない」が一番に挙げられる。

 古来より山の神の授かりものとして、数多な恩恵を得た猟師や生業をしてきた
人達にとって、以前は高値で取引された動物の毛皮・角・食肉・またはそれらの
副産物は、現在は用を足さなくなり売れなくなった要因もなかにあると思われる。
親から子へと受け継がれた秘伝や秘密の場所などは
機能されてないのが現状で、今の若者たちに・・・あてもない山などを生業とする者は
おそらくこの先出て来ないのではないかと思うが、どうなんでしょうか。

 巷では、あと10年もすると「山のプロ」はいなくなると囁かれています。
それぞれのプロは何らかの仕事を他に持っていて、
山一本で食べている人は少ないのが実情です。

 やはり岩魚を釣って生計を立てていた川猟師も、今は全く姿を見せなくなった。
取って代わって山や川はアウトドアー人間で溢れだした・・・
これも時代の流れなのかも知れない。
山菜やキノコも同じで変わりなく、健康を兼ねて山入りする人が年々増えだし
山も一段と明るくなった.


 マイタケ採りに行くと、ライバルと称されるプロはその山々に4,5人はいる。
たいがい気がいい人が多いが、中には違った人もいる。
それでも地域の人達とは、もめ事にならぬよう仲良くした方が山行も楽しい。


 マイタケ採りの際も最低のルールやマナーはある。

*小さい幼菌は採らない。
*出番の木の周りを何度も歩き回らない。
*生え出た幼菌は息をかけたり触らない。
*出る木の周りに目印を付けたり枝を切らない
*周辺にゴミを散らかさない。
*腐ったものは根から離して捨てる。


 他にもいろいろと人によってそれぞれのこだわりが有るだろうが、
自分だけの山でもなくマイタケでもない。山歩きをしている人の思いは皆同じである。

 話は戻るが、自然を守り築いた先人達の努力や苦労は計り知れないものだったろうが、
その御かげで、こうしてマイタケを採らせて貰っている。
 今後の自然を考えれば、若者たちにもう少し山へ来ることに期待したい。
そして仕事の合間に山入りして、伝承とされるものを引き継いで行ってほしいと願います。

 こんな自分もマイタケに関する中に、けして明かせない秘密をいくつか持っている。
(2009)初春
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荒らすカモシカ 雨腐れ  初夏に生えた  蜂が巣をくった  硬く締まった  穴に生える 
”上部にまとめた事柄は、これまでのプロとして培った経験をもとに、自分なりに作成しております"
           尚、今後も追加更新する予定でいます(2007年〜2018年)