ー山のプロの情報サイトー
薄明かりに尾根沿いを上ると・・・日が光を放ち現れた
2009キノコ採り3
3日前に残して置いたトビタケを回収し
トビタケ採りはこれで終わろうかと思います。
これからはマイタケをメーンに廻るつもりです。

きょう、久しぶりにマイタケに出合えました。
一頃の自分だったら、初物の喜びに傘が開かない
若菌であっても採ってしまっていたが・・・

上のマイタケの写真の箇所は、
去年休んだとき以外毎年8キロ前後生えてくる、
自分にとっての特別な早生木なのである。
この木は通常9月16日〜20日あたりに盛りとなるが
二週間以上遅れて生えた年もあった。
キノコは自然に左右されるので、シーズン中
3回は廻らなくなる。
たまには,くたびれ手を抜きサボりたくなる。
         9月9日(晴れ) 

どの山へ行っても競争する相手は数人いる。
マイタケの生える場所は決まっていて、
長年通っている人たちは皆そこを知っている。

周期的に廻り、採り頃を見当つける・・・
人によって違いはあるが、たいがい3日ないし
4日で廻っているようだ。
マスタケ
「きょうは土曜日『週末マタギ』がやってくる
   大きくなるまで置けない 」
人が入らない場所は大きくして採れるが、踏み跡で道に
なっているような場所には長くは置いておけない。多少若い
ものでも採らねばならなくなる。
9月13日の三日前に誰も知らないはずのマイタケが、タッチの
差で採られてしまった。

「マイタケ採りには絶対はない」いつ誰に見つけられるか
分からない。
こんな自分も相手からよく言われる「あの木から採ったべ〜」
採るか採られるかの「勝負の世界」だ、仕方ない。

かと言っても幼菌のツブなど絶対に採らない・・・
暗黙のルールでもあり、自分の首を絞めることはしない。

きょう面白い事があった。
途中見つけたマイタケを、朽ちた木の中へ隠そうとしたところ・・・
何と!ビニール袋に包まれた
大きな白マイタケが、先に隠し入れられていた。
考えることは皆同じとはいえ、実際こんな事があるとは驚きだ。
         9月16日(晴れ)
 
近づき祈る思いで根の周りへ目を凝らすと、500gも満たない
マイタケが1個しか出ていなかった。

10キロ前後生えるはずのこの箇所に、これだけとは思えない。
おそらく10日後あたり、「第二弾」が生えてくるのかも知れない。
           9月11日(晴れ)
人の出入りが多い山は、ある一定の条件があるようです。

「他より早く出る」「出る木が多い」「場所が近い」など
きょうの山はまさに、これらを兼ね備えた「山の銀座通り」
なのである。特にセミプロが多く、勤めの合間に山入りして
いるようだ。自分もナラの古木の多さにひかれ、つい足を
向ける破目になっている。

きょうは、置いてきた幼菌が2本と前日と思われる
散らかったマイタケの屑、2か所を見てきた。
        9月10日(雨)
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初のマイタケの収穫
「まともなマイタケを見るのは一年ぶりだ」
「3日4日、置いておこう」
*スギヒラタケ(スギカノカ)が出てきた
極小のマイタケが発芽してきた(望遠で撮る)
「まだ若いが採って行こう!」
味噌漬け用トビタケ
マイタケの超早生が生える2か所の山を
歩いたが、発芽したばかりの幼菌が1箇所
あっただけで成菌は見つけられなかった。

今まで早めのマイタケ採りには山里の
「稲刈」が始まった頃に行っていたが
周辺の田んぼにはまだ農機具は見られない。
農作業をしている人に聞くと
「今年は9月の中頃だろう」と言っていた。
      9月7日(晴れ)
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山頂に登り見渡すと・・・方々の草木が色づき始めた
きょうは逆方向2か所の山を廻って来た。
その割には早く終わり、3時前に家へ
戻れた。それで収穫が多ければいいのだが。

「今までのマイタケの発生状況を
見た限りではおそらくこの先豊作に
なると思われます・・・」
     9月18日(晴れ) 
 
きょう廻った山は
傘の開かない若いマイタケが多く
採るにもとれず・・・ただ眺める
ばかりだった。

近いうちに出直すつもりだ。
しかし、きょうは長々と歩き疲れた。
    9月17日(晴れ)
「見納めのマイタケ、おそらく次回は無い」
松の木は崖に生えていて近づくのは危険だ
ミズナラの大木がこの時期の「華」となる
柄の太さが上質の条件となる
「この木から採ったのは久しぶりだ」
向こうの空が薄っすらと白み始めた
雨の山中にひときわ白さが映える「サンゴハリタケ」
「大きめのものだけ採ってもう少し置いておこう」
偶然、見つけた開きトビタケ
昔からこの辺りでは
「スギヒラタケ」が生えてくると
マイタケが出てくるとの「いわれ」があります
毎年マイタケが2回に分けて生える場所があります。
自分は「二度木」と呼んでいるが・・・

一度目にシロフが1個出て、10日ぐらい経った二度目に
クロフが数個出てくる。
それが普通だったが、去年は一度目も二度目も変わらず
白っぽいクロフが8キロ前後出ていた。

きょうは、その一度目の「早生木」目がけて、
小沢から数か所の滝を超え、崖上にあるナラの巨木へよじ登った。
まだ採れない小さなマイタケ1個がひっそりと生えていた。
確認だけして、急いでその場から離れた。
       9月14日(晴れ)  
中一日で「山の銀座通り」へ向かった。
見て置いた2本をベースに、前回見てないナラを廻ってみた。

夜明けの一番で行ったのが功を奏しマイタケはまだ残っていた。
慎重に外したつもりが二つに割れてしまったが、まずはゲットした。
幼菌数個を残し、目当ての木を一本一本丹念に見て廻ったが、
全く兆候は無かった。それではと、一度も下りた事のない斜面を
探検がてら歩いてみた。

下りる程、良さそうなナラが見え、つられるように行くとだんだん
勾配がきつくなり松の木が増えだした。逃げるように移動し
やっと山道に辿りついた。

車へ戻ると周りは車の列だった。9月12日(雨) 
天然舞茸 舞茸風景 天然トビタケ
狙いをつけたナラの古木を目指し
山の高みをよじ登った・・・
丁山地の流域へ
福岡と水戸から来た
釣り人二人と途中まで同行した。

マイタケは2本の木から採り、
小さかった2本は置いてきた。
中生の木はまだ兆しがないが、
近いうちに顔を出すだろう。
   9月19日(晴れ) 
マイタケの菌が発生し始めた。

きょう歩いたコースの5か所に
同じぐらいのツブが顔を出していました。
このままの状態が続けばいいのだが・・・
     9月13日(雨) 
 

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