ー山のプロの情報サイトー
今年度の茸採りはこれにて終わらせて頂きます。
すっかり寂寞とした風景になった
尾根沿いに根を張り しがみ付くように立つ樹々
雨や雪が降りしきる中、
きのうと同じ山へ行ってきたが、あまりの寒さでいくらも経たない
うちに引き返してしまった。

車へ戻り帰ろうとしたが、せっかく来て、ただ追い返されるのも
しゃくだし、奥への採り場はあきらめ、これまで入ったことがない
近場を探し廻って・・・運よく少しのナメコと出合えた。
        11月28日(みぞれ)
こちらの地方では”粒ナメコより開きナメコ”の方が人気があります。

粒のナメコは品が良く、お吸い物には適しているでしょうが、
山形県内では昔より開きナメコをドバっと入れた味噌汁が好まれて
きたようで、冬の定番「納豆汁」には開きナメコは欠かせません。 
                11月22日(くもり)
開きナメコ
月山から集まった流水が、もろに注ぎ込む此のダム湖の
水量は、この時期になるとめっぽう増えだし、ダム沿いに
作られた山道が埋まり行けなくなる。
よって急斜面を草木を伝い高巻くことになるが、これが
けっこう危なく辛いものがある。
しかし、もし此のダム湖が無かったとしたら人の出入りが
今の数倍にもなり、おそらく山の物を採るに
容易ではなくなるだろう。

それはさておき「きょうは寒かったや~」11月16日(みぞれ)
ダム湖は思いのほか満々と水をたたえていた
きょうの強風雨で、せっかく綺麗に彩った木の葉が、
見る見るうちに吹き飛ばされ落ち始めている。

そんな景色が変化し続ける山中を探し巡り
少しばかりの収穫物にあり付けた。
         11月15日(あめ)
暖かな陽ざしを浴びながら、あっちへこっちへと、キノコを探し
求めて歩き廻ってきました。

収穫量はともかくとして、きょうは、ゆったりのんびり
自然を楽しむことができた。
       11月14日(はれ)
”天然ナメコが生える所”主にブナやナラの広葉樹全般の倒木、
立ち枯れ、折れ木、切り株などに生えてくる。
場所として、陽当たりの少ない沢沿いや風通しのいい湿気のある
環境を好んで発生する。

木はそれぞれ特徴があって一定の出方はしないようだ。

例えば、一度採った後から、生える個所を移しながら、何度も
生えてくる木もあり、一度出た切りで終わる木もある。

古木、盛り木、菌糸の付き具合によって、出方に違いが
起こるのだろう。11月13日(はれ)

2016キノコ採り5

今年度2016年に収穫した茸画像を下記に集約ました
「バリッバリッ」と、凍り付いた落ち葉を踏みしめながら、
寒々とした山道を突き進んだ。
一時間位上った辺りの陣地に荷をおき、ナメコの採り場へと
駆けずり廻ってきた。
前回見ておいたナメコは、予定通りの姿になっていて先ずは
安心しました。

放射冷却現象で”凍みたナメコ”は身がしまって旨みが増し、
さらに美味しくなります。本日のナメコは数名のお客様へ
即お送り致しますのでお待ちください。11月18日(はれ)
きのうの山と違って、きょうの山はまったく雪が降ってなかった。

やっぱり雪があるなしでは気持ち的にも寒さが違い、きのうほどの
身の応えはなかった。
それに、キノコの生えてる姿が遠目からも確認できる。
            11月12日(くもり) 
きのうとおとといの雪降りで、山行きを2日間見合わせていたが、
様子見がてら、真室川方面の山へ行ってみた・・・小沢沿いの
両側斜面を上り下りし、茸を探し廻ってきたが、ナメコの出具合は
いつもの年の2、3割りしか出てないようだった。

そんな悪い中にあって、未だにサワモタシが
ポツポツ姿を見せていた。 11月11日(小雨) 
山へ来る人影もなく、辺りに寂寞とした風が流れていた。

そんな中での茸は何もなく、此の地の茸は間違いなく
不作だった。11月8日(はれ)
”ナメコは木の皮を突き破って生えてくる”が、木の皮が剥げた
ところには次第に出なくなるので、採取の際は、できるだけ皮を
剥がずに採った方があとあと良い。

かといって、いくら気を付けても雨風雪で自然に剥げてくるから
どうしようもないが。   11月7日(はれ)
きのうと打って変わって、きょうの天気はすがすがしい
秋晴れとなった。
途中、地元の青年渡辺さんと出合い、採取しながら
下山を共にした。ところで此の地でのナメコはまだツブ
揃いで、いくらか早いようだった。
        11月5日(はれ)
きょうの天気もあまり良くなく、冷たい雨に強風、おまけにアラレまで
降っての寒い一日になりました。よっぽど早めに退散しようと思ったが、
何とかこらえて動き廻ってきました。 11月4日(あめ) 
本日のナメコはN様他数名のお客様へお送り致します「有難うございました」
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今年度のナメコは不作になり、例年になく採取に励みました。
雨で水かさが増していた
カチカチに凍みたナメコ
”スパイク付長靴”きのうに続いての寒い一日になった今日。

足のつま先があまりにも冷たく、一度車へ戻り、地下足袋から
スパイク付長靴へと履き替え出直して歩いてきたが、
この時期の川漕ぎがない所では、足回りはこれに限る。
            11月17日(あめ)
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天然舞茸 舞茸風景 天然トビタケ
真っ白な雪をバックに生える寒さ知らずのナメコ
苔を突き破り顔をだすヌラメキなめこ「すぐお送りしよう」。
スタッドレスタイヤに履き替えた足回りで、我が愛車は難なく
スムーズに終点まで行けた。

きょうはまだ歩いたことがない数か所の山中を廻ってみたが、
ほんの少しの茸しか見当たらなかった。

たった一人だけの偵察隊は、やむなく退却し早々に
山を下りてきた。「しょうがね、次がんばれ」。
           11月19日(あめ) 
早送りされたように月山は冬景色になっていた
”ナメコの下ごしらえ”
付いたゴミを水で洗い流してから調理する。

その際、ナメコの「ぬめり」が、なくなると思われがちですが、
ナメコはいくら洗っても「ぬめり」が出てくるので、ナメコ独特の
風味が楽しめます。

身体がポカポカ温まるナメコ汁は、寒い日での食卓に
うってつけです。
         11月21日(はれ) 
葉も落ちすっかり裸になってしまった木々・・・雪で覆われるのも間近だろう
サワモタシとナメコ
寒々しい沢の流れ
2016キノコ採り5
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8/23
積もった雪を踏みしめながら、月山山系のある一角へ
分け入ってきました。

さすがに倒木や根の周りのキノコは雪で埋もれて見えにくく、
歩くにもすんなりとは進めなかった。

ときおり顔に吹き付けるみぞれが冷たく、つくづく冬の訪れを
肌で感じた。11月27日(曇り後 みぞれ)
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”感謝の念”
帰りに、頂から改めて全貌を俯瞰すると・・・
ことし恵みを授かった一帯から「ことしはもう来るな~」と
云われた気がした。

しばらく来れなくなる寂しさのなかに、感謝の思いが込み上がり、
おもいっきり叫びたい衝動にかられた。
            12月5日(あめ)   
誤って
前日の画像を
重複していました
自分が様々なキノコを見てきた中で、”ナメコほど可憐な姿”を
しているキノコは他にないように思う。

1,ヌラメキ 2,きれいな色 3,密集した塊(特にツブ)などが
目を引き、いかにも旨そうに見える。
人それぞれ見方はあるでしょうが、自分にはそんな風に見えて
採取する際も舞茸と違った嬉しさが湧く。
             11月6日(はれ) 
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ブナの大木にナメコがポツリポツリと
朝方車から降りると、いきなり冷たい外気に襲われ、
急いでアノラックを着込んだ。
しかし何だか物足りず、さらに、その上にカッパを着ての
出で立ちで向かった。

服がモコモコして歩きにくかったが、暑くなるのを期待し
そのまま着続けた。

それはともかくとして、いくら探し廻っても「ナメコがない」。
初めからダメな予感はしていたが、案の定、背のザックは
空のままだった。

そんな無駄歩きの一日だったが、なぜか心の曇りはなく、
きょうの空のように晴々していた。
          12月4日(はれ) 
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青空に映えるブナハリタケ
きょうの収穫はいろいろでした
燃えるような光景に思わずカメラを構えてしまった
いつしか派手な色合いに染まっていた
8/22
総評

猛暑続きだった今年の夏は、発生条件の揃ったトビタケの
豊作が見込まれたが、その予想を反して不作になった。
おそらく前年至る所で発生し過ぎた、豊作が原因だろうが。
また、極端な雨量の少なさも要因の一つかも知れない。

前年あまり良くなかった舞茸は、舞茸が好む雨がけっこう
降り続き、トビタケと違わず条件が良かった。
山によっては殆どの木に発生し、プロ同士が競って取り合う
山もあった。

それと自分ごとだが、年々採る木が減る中での今年の山歩きは、
しつこいほど何度も廻ったことが、収穫に繋がったと思っている。
よって自分のなかでの舞茸は、まずまずの豊作になったと言えるが
しかしながら順序的には来年はどうなるのだろう。
が、たとえどうなろうと、ただひたすら懸命に駆け廻るしかない。
がんばれ~爺。
見渡す雪景色の中へ入り込み、場違いのキノコ採取に行って
きたが、ほとんどのキノコは過ぎていて、採れるようなものは
なかった。
はてさて、ご注文もあることだし「この先どうしたものか。」
         11月24日(くもり)
派手な色彩からモノクロ色になった
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10/10
11/3
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