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4日ぶりに空は晴れ渡り、山はタケノコ採り日和となった・・・
一気に出始め、伸びたものも多いが、二番タケノコの出も良く上々に採れている。6月19日(はれ)
ことしの鳥海山も雪がかなり少なく、川沿いにある林道も難なくスムーズに行けた。
この状況からすれば、おそらく相当の人らが山入りしているので、きょうの採り場も場荒れしている
かも知れない。などと心配しながら現場へと直行した。だが、その心配はよそに、標的の山菜は
いつも通りに山斜面を埋め尽くすかのように生え揃っていた「良かった」。 5月15日(はれ)
きょう帰りの一ノ水飲み場で、「出羽三山信仰と月山筍」の著者。
鶴岡市在住の渡辺幸任さん(67才)と出合い、話ながら共に下山した。その本については
折をみて記したいと思います。話は変わるが、タケノコ状況はただ今順調に採れてます。
                         6月17日(ずーっと雨)
きのうは8日ぶりに山を休んだが、習慣で11時半ごろ目覚める時間も2時を回っていた.。
おそらく疲れが溜まっていたのだろう・・・一日休養したおかげできょうの体調はすこぶるよく
密集した極太の竹林も力強く踏み行くことができた。ひたすら探しまくり、重くなったタケノコを
一度空けようと竹林を抜けると、汗ばんだ身体に心地いい風がスーッと吹き付けてくれた。
                            6月10日(くもり)
濁沢に積もった雪も解けだし、黒い道となっていた雪の橋も落ちて、沢を渡り始めた。
ことしは雪と沢との段差があまりなく、今のところ沢降りも大したことない。タ6ケノコの
状況はと言えば、不揃いであまり良くなかった生え具合も、徐々に良くなり量も採れるよう
になった。この地でのタケノコは今が盛期でまだ虫も入っていない。 6月6日(はれ)
”一ノ水飲み場”
きのうに続いての水場の話になるが、
一か所めの水の補給場があるここまで、上の中継地からタケノコを下ろす係りは、主に女の人の役目で、
食料の調達や身の回りの世話をしていたようでした。
運び下ろしたタケノコ等を、待たせておいた牛の背に乗せ、国道沿いにある民宿まで運んでいたらしい。
そんな昔話を聞いて、改めて此の山の大きさと尊さを知った。 6月4日(はれ)
昨晩から降り続いた雨のなかをカッパ姿で上って行くと、二ノ坂付近で地元の清野亮太さんと
行きあい、何だかんだ話ながら途中まで一緒に行った。採り場へ着き、持ってきた全ての服を
着込み、前回廻った所を集中的に探し歩いた。ところが、いくらも経たないうちに寒気が全身に
襲いかかり、身体が震えて、まるで真冬に冷蔵庫に入ってかき氷を食べているような、とんでも
なく寒いタケノコ採りとなってしまった。鼻水はたれるし、手がかじかんで思うようにタケノコ
が採れない・・・退散か欲かの狭間に揺れ動き、ここは「我慢、我慢」と自身に何度も言い聞かせ
頑張ったが、結局のところ、続きは次回に持ち越すことにして、白旗を掲げ急いで山を下った。
                              6月2日(ずーっと雨)
きょう虫よけスプレーを忘れてしまい、顔のあちこちを刺され、ぶざまに腫上がってしまった。
それはそれとして、きょうはタケノコ、アイコ、シドケ、ウドと福島県F様のご注文の品
山ワサビを採取してまいりました「有難うございました。」 5月18日(はれ)
11日ぶりに降った恵みの雨で、足元がいくらか緩んだ山斜面を上って行った。
前回見ておいたアイコはちょうど良い大きさに成長していて、前後左右に切れめなく生えていた。
この山域は、いまは独断で採っている場所で、採るときは半分から3分2ぐらいは残すようにしている。
もったいない気もするが、いっぱい生えていると、これが普通になってくるからじつに気持ちがいい。

きょうは2か所廻る予定だったが、あまりの寒さで行くのを取りやめ、つい帰ってきてしまった。
車に着き時計を見るとまだ10時前だった。 4月28日(あめ) 
ことしは暖冬で雪が少なく、いつも苦労する川渡りも、難なく横切れそうだ。
この小雪の影響で、心配していた山菜の出かたも今のところ悪くないようだし、
何とかこのまま保ってくれれば良いのですが。4月19日(はれ)
最上部に戻る
家を出るときは雨だったが、山へ着いた頃には雪景色に変わっていた。いくら何でも
こんな状態じゃ、アイコが雪で埋もれて見えはしないだろう。予定を変更しタラの芽へ
むかったが、こんどは寒いうえに物がない。そんな訳できょうは早めに退却した。
                          4月11日(雨のち曇り)  
頃合いを見計り、県内でも比較的早く発生する山へ、一年ぶりに入りました。
周りに立つ灌木も所々萌え始め、閑散とした山肌にうっすら色を付けていた。
苔むす小沢をかけ上り、ほんの少しのアイコとコゴミを採らせてもらい、その後タラの芽へ
と場所を変え、こっちも幾らか採らせていただきました。 4月10日(はれ)
用事のついでに、タラの芽の下見に行ってきたが、まだ、殆どが冬芽かつぼみで、
早いものでも、つぼみに薄っすら赤みが差した程度でした。4月1日(はれ) 
去年に続いての暖冬になった今年度の山菜状況は、詳しいことは分からないが、雪があるなし
での表面温度と地中温度の差が極端に違い、なかなか生え揃わなかったように思えました。
特にタケノコは、通常高みから生えてくるものが遅れて生えだし、遅く生えてくるはずの下方に
早く出だしており、そんな不揃いな異常現象が今年を象徴していました。
私事として雪かきの少ない暖冬は有難いが、山だけには、それなりの雪が積もってもらわないと
プロとしての仕事にならない。
天然月山筍を求めて、こんな奥地へやって来る人らの殆どがプロ、もしくはセミプロの人達である・・・
たまに趣味等の遊び感覚でくる人もいなくもないが、たいがいの人は採ったタケノコを売って金銭に
替えているようだ。県内方々からやってくる人らの住所はまちまちで、互いに交わす言葉も、同じ
県人であっても語尾やアクセントに多少の違いがある。例えば内陸地方では語尾に「~ず}が入り、
庄内地方では「~の」と使われ、自分が住む最上地方では「~じゅ」が付く。であっても、此の地では
言葉のニュアンスなど関係なく、皆さん普通に違和感なくしゃべっているから不思議な世界である。
そんな楽しかった月山タケノコ採りとも、名残惜しいが、今年はきょうで止めたいと思います。
自分としての今後はしばらく身体を休め、来るトビタケ採りに向け頭を切り替え準備をするつもりです。
それでは「2016.茸採り」のブログまで失礼します。
ところで、栽培物のトビタケが早くも出回っていました。 7月1日(くもり)
いつもの時間より早めて、2時5分前に出発してみた。
尋常でない寒い雨のなか、泥道がつづく二ノ坂を登り切り、大雪渓手前の休憩場で着替えを
すませ、荷の置き場となる陣地へ向かった。到着すると、もうすでに通称、校長の荷物が
置いてあった・・・受けた注文の品をこなしているようだが、彼のきまじめな精神力には、
いつも敬服している。さておいて、愛知県N様ことし最後の天然月山筍、本日お送り致し
ました。有難うございました。大自然まるかじりや爺 6月28日(冷たい雨)
前年に運よく良い思いをした場所へ今年も行ったところ、来るのが遅すぎて、伸びすぎと
場荒れでなかなか集められず苦労した・・・柳の下には2匹めのドジョウはいなかったようで
きょうは早々に退散した。 6月27日(寒い曇り)
もぐり込んだ竹林がびっしょり濡れていた・・・そんな中で這いつくばり周りを見回しても、
太くて赤いタケノコの姿があまり見られなくなってしまった。懸命に探し廻って幾らか集めたものの、
後ろ髪を引かれる思いで山を降りた。11半頃駐車場へ着いたが、まだ多くの車が残っていて、皆さんも
同じで採るのに苦労しているのだろうか。 6月24日(くもり)
曇りのはずだった山の天気が崩れ、きょう一日、冷たい雨に打たれてのタケノコ採りとなった。
そんな寒いなかのタケノコに、虫付きがポツリポツリ出始めてきた・・・こればかりは自然の流れで
どうしようもないが、ハケゴにしまう際はできるだけ気を付けたいものだ。6月23日(ずーっと雨)
12時半に家を立ち、途中コンビニに寄り、その後、月山湖展望台広場で支度をしながら
準備運動を済ませ、2時5分頃に湯殿山スキー場へ向かい、2時半頃山を登る・・・
タケノコの採り場は大きく分けて、2か所の竹の山域へ行っているが、早い所で2時間。
遠い所では2時間半ぐらいかかる。採取時間は早いときで3時間。なかなか集められない
ときは6時間もねばる場合もある。そんな時間の流れが日課となる月山タケノコ採りだが、
いくら収量が少ないからといって、ガサツにタケノコを選ばないことはプロとしてしない。
                             6月22日(はれ) 
きつい二ノ坂を登り切り、すっかり融けてしまった大雪渓への道を下ったあたりで、薄っすらと
夜が明け、タケノコの採り場となる通称、大ピラの全貌が大きく浮かび上がってきた・・・
きょうはいつもの二人と同行したが、石川さんは「角力取山」小屋の管理の仕事のため、きょうで
タケノコ採りは終わりのようでした。2人と別れた自分はさらに奥へ踏み入り、注文を受けた2名様の
タケノコを採取し、早めに下山した。 6月21日(はれ)
竹林の中をタケノコを夢中で探し歩いていると、ときおり出口や方向が分からなくなる場合がある。
GPSでも携帯していれば問題ないが、自分はコンパスを一個持ち、範囲の広い竹林においては、
出口の方角を確かめながら行動している。が、たまにコンパスを忘れ、陣地へまっすぐに戻れず
四苦八苦することもある。 6月18日(ずーっと霧雨) 
山道沿いのミネザクラが、もう咲きだした・・・この桜の花が咲きだすと、
その年の「タケノコ採りは終わり」と、勝手に思い込んでいただけにショックも大きい。
であっても、月山のタケノコは今が最盛期で、今頃になって豊作になりだした。6月15日(はれ)
タケノコを採り始めた頃から降りだした雨がいっこうに止まず、濁沢の増水を危惧し、採取は
ほどほどにやめ早めに下山したが、心配した濁沢は平常通りの流れだった。
まあ、用心するに越したことはない「タケノコはいつでも採れる」。 6月13日(ずーっと雨)
熊の出没情報が全国各地で聞かれる中、先日タケノコ採りで犠牲になられた秋田県の4人もの方々には
お気の毒しか言いようがありません。こちら県内にも人里まで降りた熊情報が相次いで聞かれ、自分の
周りの人らの声も多く耳にしていたので、多少警戒しながらタケノコ採りに励んでいた今日の早朝。
間近な急斜面から「ザザッー」と滑り下りてくる熊の物音がして、確認する間もなく、自分も竹の上を
滑り逃げてきた・・・その後100メートルぐらい移動し、別な場所へ潜りこもうとしたら、こんどは
雪を挟んだ左側から、熊独特の動きをしながらこっちへ来ようとしていたので、「ダメだ~ここは
俺のテリトリーだ~」と本気で叫んでやった。きょうから付け始めた鈴の音も全く効果がなかった
ようだったが、ともあれ襲われなくて良かった。 6月12日(はれ) 
「きょうなさ、虫入ったけ~」と母ちゃんに言われ、まだ虫が入ってないと、きのう記したこと
は誤りでした・・・これまで、タケノコ採りへ人が入りだすと、虫が入る。と云われてきたが、
どうもこのあたりは眉唾のようで・・・というのは、自分が最初に入った竹林にもかかわらず、
虫が付いているのを何度も見てきたからである。これはタケノコが盛りになれば、人も入るし、
虫も入る。と云うことなのかも知れない。 6月7日(はれ)
タケノコ採りで一番危険のは、竹による「眼の突っつき」や「眼への弾き」である。
竹から頭を守る防御としてはツバの付いたヘルメットが最適だが、顔面を守る手段として、まさか
鉄仮面をかぶる分けにもいかないので、ツバ付きの帽子にヤッケをかぶっての軽装で竹林へ潜り込ん
でいるが、夢中で歩くうちに目の前の竹から痛打される・・・眼への弾きぐらいだったら、目薬をつけ
2,3日安静していれば治るが、折れた竹の先が、目の玉に突き刺りでもしたら失明になりかねない。
自分も去年、3度も眼を弾かれ辛い思いをしたので、ぜひ気を付けてほしいものです。何はともあれ、
竹林へ入るときは急いで進まないのが鉄則で、また眼鏡などをかけるのも良いと聞き、自分も最近
眼鏡をかけ始めた。   6月5日(はれ)
”二ノ水飲み場”
「月山」タケノコ採取へ向かう途中に、2か所の水の補給場がある。
1か所めは駐車口から20分ぐらい行った所にあり、2か所めは、そこから更に30分ほど上った休憩場にある。
その2か所めの水場のことだが、聞くところによると、昔、その付近に寝泊まりする「山小屋」が建って
いてタケノコを「採る人」と、採ってきたタケノコを下まで「運ぶ人」との中継地点になっていたらしい。

今はその面影は全くないが、今でも先人たちの明るい声が、その辺りから聞こえるような気がする。
いまなお脈々と湧き出るその水は、ときとして皆さんの「力水」になったり「癒し水」になったりもする。
                                  6月3日(くもり)
一年ぶりに布施さん、石川さんと再会した。
布施さんによると、昨秋に痛めた腰があまりおもわしくないらしく、今回は無理をせずに
登り、ゆっくり休みながらの同行でした。天然「月山筍」採りはきょうで3日めになるが、
ようやくお客様への良いタケノコが採れ、まずは一安心しました。きょうのタケノコは
兵庫県のT様他数名様に本日最終便にてお送りいたします。 5月31日(くもり)
「月山」にタケノコ採りに来てからけっこう年月が経つが、自分は昔、渓流釣りに没頭していて、
度々登場する濁沢へ釣りにきたときに、タケノコを背負った人が山から降りてきたのを見かけ・・・
その頃の自分はタケノコをよく土産に持ち帰っていたので、こんどは竿を持たずに此の地へ分け
入ったのが、そもそもの始まりでした。(そのご趣味が高じてプロの世界に入りこむ)
想い返せばいろいろあったが、今は此処へきて心底良かったと思っている。5月29日(はれ)
山形県内の数ある山の中で、東横綱が「月山」だとすれば、西の横綱は、この山「鳥海山」だろう。
きょうはその鳥海山直下の大自然まった中へ、天然のウド採取に2年ぶりに踏み入りました。
この時季だけ の入山だが、何度訪れても、景観の美しさもしかり、他面にわたり圧倒される。
尚、長野県のS様ご注文の品、ヨブスマソウと茨城県のK様のウドは本日お送り致しました。
「有難うございました。」 5月28日(はれ)
大した雨でもなかったが、オーバーにカッパを2枚着込んでの採取となった。
ご注文を受けた、沢伝いに生える山ワサビを採るための厚着だったが、なかなかあんばい良かった。
帰りにいくらかのタケノコを採り、きょうは早々に家路についた。 5月27日(雨のちくもり)
鳥海山山域の或る竹林へ潜り込み、根曲がり竹の子供、タケノコを探し廻ってきました。
全体的に一節長めのものが多かったが、取りあえず採れただけでも良しとしたい。
                           5月26日(雨のちくもり)
去年より一週間も早く、天然の「月山筍」のようすを見に行ってきました・・・
西川町の長岡さんの情報を得、早朝2時半頃駐車口を降り立った。電灯片手に山道を行くと、何と、
濁沢の雪渓が早くも口を開け構えていた。暖冬で、ある程度は予想はしていたが、しょっぱなから
驚かされるとは思いもしなかった。今日入ったようすはといえば、まだ早生がチラッとのぞかせた
程度で、採取本番を迎えるにはもうちょっとかかりそうでした。それと気になったこととして、
この時期のタケノコは高い方から生えてくるはずだが、今回は低い所から生えだし、高みへ
行くほど生えていないようでした。ところで本日の収穫は、急いではことを仕損じる結果となって
しまったが、正直なところ、もう少しは採れると思っていた。 5月25日(小雨のちくもり)
タケノコの出ぐあいがマバラで良くなかった山へ、ダメもとで再度いったところ、
ポツリポツリと地面から顔をのぞかせたタケノコがそこかしこに見えだして、本来の
採り場へと変えていました・・・「諦めずにきて良かった~」。 5月23日(はれ)
アイコ、シドケが群がる地へ、ことし最後に向かってみました。
自分が思う以上に、アイコ、シドケの伸びが早く、持ってこれるものは
ほとんどなかった。 5月22日(はれ)
きのうと重複するが、今朝行った2か所の竹林も、採ったその後の発生がなく、2か所合わせて
たったの5本しか出ていなかった・・・その後、まだ入ってなかった竹林へ移り、いくらか
採ってきたが、これまでこんな経験をしたことがなく、ただ驚いています。こんごの雨待ち
だとしても、予報の雨マークは5日後あたりだし、全く予想がしにくくなった。5月20日(はれ)
用ができ、山は早めに切り上げてきたが、きょうの採り場に至っては3日前来たときと
変わってなく、新たに生えてきたものは殆ど無かった・・・やむなく前回歩かなかった
所をガチャガチャと歩き廻り、何とかかき集めてきた。 5月19日(はれ)
前日あまり採れなかったので、きょうこそはと息込んで山入りしたが、思いと裏腹に
きょうもあまりパッとしない収穫量だった。 5月17日(ずーっと雨)
いやはや採り場の選定ミスで、タケノコの収穫は散々な結果になってしまった。
2か所の竹林をもぐってきたのだが、早く来すぎてしまい、ほとんどが生えてなかった。
まあ、伸び過ぎて採れないよりも、下見と思えばまだ増しか。5月16日(はれ) 
タラの芽採取の締めくくりの場、鳥海山山域の一角へことしも行ってきました。
やっぱりこの地も去年より4、5日遅く、大半のタラの芽は伸びてしまっていた。
やむなく沢へ入り、狙いをシドケ探しへと変え時間をつぶしてきた。5月14日(はれ)
燃える霧のなかを走り抜け、終点に着いた頃には夜も明け、すっかり明るくなっていた。
今日の竹林は何の動物か分からないが、随分かじられたタケノコが多かった。5月13日(はれ)
「キヨロロロ~」と鳴くアカショウビンの声を聞きながら、
夜中の2時ごろ電灯を照らし、タケノコの生育地へ行ってきました。
タケノコはこのところの雨続きで、ニョキニョキと生えていて、背の籠を満杯するのに
それほどの時間はいらなかった。まだ小さいものをあるが、今回で4度めになることだし、
今年はきょうで終わりにするつもりだ。ところで鳥のアカショウビンは、何故あんなにも
物寂しい声で鳴くのだろうか。昼間だったら大して気にしないが、静まり返った夜明け前に
鳴かれると、こっちの方まで寂しい気持ちになってくる。 5月12日(ずーっと霧雨)  
赤タケノコ目的で入った山だったが、早く生えるか所であってもまだ殆どがでてなく、
一本採るにも眼をこらし、よーく周りを確かめねば探せない。途中であきらめ帰ろうと
したが、他へうつる逃げ場もなく、がまんして探しつづけ終わったときには、ヘトヘトに
疲れてしまった。そのぶん次回は、きっと良い思いをさせてくれるだろう。5月9日(はれ)
「いや~きょうは天気が良すぎて暑いくらいだった。」
中2日の3日めに行ったタケノコだったが、それなりに順調に育っていて、けっこう楽しみながら採取に
励めました。この採り場も今回で3度めだが、最後にもう一度だけくるつもりだ。 5月8日(はれ)  
これまで、ほぼ庄内地方一辺倒だった山菜採りだったが、自分が住む最上地方の山へ、久々に
繰り出してみました・・・太いコゴミのご注文を受け、真室川町の高坂ダム奥へ、例よって夜中に
電灯をつけ歩いてきました。ことしは暖冬の影響で車道にはほとんど雪が残ってなく、毎年おこる
土砂崩れ、倒木、落石なども見られない。終点近くに横倒しになった木が一本あるだけだった。
こんな荒れてない光景にであうのは、むかし釣りに来ていたとき以来かもしれない。
それはそれとして、きょう標的のコゴミは伸びすぎて自分が隠れる位の大きさになっていた。
去年と同じ5/7日に行ったのだが・・・どうも葉っぱ系のものが成長し過ぎていたように思われる。
かと言って、いつもはボウボウに伸びているタラの芽もそんなでもなく、太いタケノコの発生も
まだない。この山域は何故かいつもと違う。 5月7日(ずーっと雨)
全面通行止めの標識わきに車を停め、静まり返った闇の中を、電灯片手に急ぐともなく歩き続けて
2時間あまり。5/1日に行っていた赤タケの生育地へ再び向かってみました。前回咲いてなかった
山ツツジが、ピンクの花をつけ咲き始めていた。竹林へ近づき地面を見回すと、スクスクと成長した
タケノコが周りに見え、まずは安心しました。小さな竹林なので3時間ほどで採り終わり、その後
移動し、アイコとシドケを少しだけ採らせてもらいました。  5月5日(くもり)
ことしの連休は去年と違ってあまり天候に恵まれず、採り場へ行くにしても、増水で
川を渡れずにけっこう苦労している。きょうも万が一のことを考え、川渡りのない
山域へ向かったが、何と連休中とはいえ場荒れがひどく、採れるものはあまりなかった。
これも予定外の山域でもあり、仕方ないところか。 5月4日(あめ)
自分はこれまで、此の地でのタケノコ(ネマガリタケ)発生の目安として、竹林付近に山ツツジが
咲き始めた頃に、一番タケノコが出てくるとずーっと思い込んでいた。ところが今日行ったところ、
ツツジの開花が全くないのにタケノコが少しだけ生え始めていました。 5月1日(あめ)
29日に行く予定してたアイコの山域だったが、雨マークが続いたため川の増水を恐れ、
前倒しにしてきょう採り場まで向かったら、案の定、2、3日早めに来てしまい成果は
いまいちだった。若い時だったら増水なんぞは、なったらなったでそん時そん時だったが、
爺になるにつれ良いか悪いか、変に心配性になってしまった。 4月27日(はれ)
周辺の草花も点々と咲きだし、彩りが増した山中はいちだんと華やかになった。
道沿いに咲く山野草を眺めながら歩くのも、目の保養にもなり楽しみが増えた。
きょうのターゲットは良質のアイコ&シドケでした。 4月25日(はれ) 
朝3時半頃家を出て、山に着いた4時半頃には、夜も明け薄っすら明るくなってきた。
きょうの目的アイコ、シドケが方々に姿を現し、盛りになってきた。4月24日(はれ) 
毎年同じような所をくり返し回って、本音のところ飽きもこなくもないが、
仕事となればこれが普通で、いまさらアドベンチャーだのロマンだの言っていられない。
しかしながら、たまに道を外れ知らない領域へ踏み入ると、思いもかけない驚きや新鮮さ
に出合うこともある。これからも時間と余力があれば、道をそれて歩き回ってみたい。

愛知県のN様ご注文の品、天然タラの芽本日お送り致します。4月23日(はれ)
ある一定範囲において、タラの芽を採取できる期間は、7日からせいぜい10日もすれば
伸びすぎて駄目になる。よって次々採り場を変え、移動しなければならなくなる。
                        4月22日(くもり)
たまに伸びたアイコもちらほら見えだし、此の地での山菜も
じきに盛りになるだろうが、この陽気で急に虫がまとわり付き始め、
つくづく季節を感じさせられる。 4月21日(はれ) 
的をタラの芽一本に絞り、きょうはタラの芽採りに専念しました。
その割に大した収量はなかったが、品物としては良いものが採れ、まずは安心しました。
                            4月18日(はれ)
きょうの収穫は、少しずつのアイコ、シドケ、コゴミ、ウド等の山菜セットでした。
まだ小さいものが主体で量を採るにはもうしばらくかかりそうですが、春先ならではの
山菜探しも、これはこれで結構楽しいものです。 4月17日(あめ)
只今「春の陣」タラの芽戦場は真っ盛り・・・

繚乱するタラの芽を前にして、闘争心に火が付き、生えている全てを採りたい衝動に駆られた。
「進め~!」と自ら号令を発し、荒涼とした藪中の戦場へと突き進んだ。装備品としてナタ、
籠、ハケゴなど、又、軍手は皮使用と抜かりなく、防着は安物のナイロンヤッケで身を固め、
藪中のツルやトゲらと懸命に立ち向かい、渡り合った。
と、くだらない事を描きつつ、幾らかばかりの戦利品を勝ち取ってきました。4月16日(はれ)
霧のような小雨が、終始止むことなく降り続いた寒い一日だった。
いくら大した雨でなかったとしても、こんなに長時間雨に濡れると、けっこう身に応えた。
で、きょう狙いのアイコは、出たばかりの物が大半でした。 4月15日(ずーっと雨)   
今年度初めて入った山を歩いてきたが、人の歩いた痕跡がなく、自分が一番乗りかと思いきや、
動物の先回りした跡がくっきり残っていた。足跡からしてカモシカだと思うが、その付いた跡を
辿っていくと、早生のアイコやコゴミの発生場へと向かっていて、まるで自分をガイドしている
ようだった。しかしながら賢いもので、アイコは根茎部は残し、先端の部分を少し食べるだけで、
コゴミは必ず一、二本は残している。自分らの大切なエサ場を尽きないように、大事にして
いる様子がよくわかり、改めて動物から教えられた気がした。 4月14日(雨のちはれ) 
去年より5日遅れで行ったタラの芽の場所が、驚いたことに芽が開いたものが全くなく、
見たところ、あと3~4日は掛かるようだった。やむなく、前の取り残しを探しに探して
やっと、これだけかき集めることができた。  4月13日(はれ)         
夜も明けがけに車から降りると、早春のうごめく息づかいが、辺りいっぱいに漂っていた。

新鮮な空気をいっぱい吸い込んで、やる気を奮い立たすように「よし!」と自分に気合を入れ、
採り場へと足を速めた。が、勢いあまって、前のめりにつんのめってしまい、いきなり
すっ転んでしまった・・・「痛っ~」バカ爺の元気空回りでした。 4月12日(はれ)
道行く桜も咲き始め、車の窓を開けると、この季節特有の匂いがした。

タラの芽採りを始めて3日めになるが、入山する人の出入りが急に増えたようだ。
これだけ春めいてくれば、当然、山好きな人らはいても立ってもいられないはずだ。
しかし何処から見ても若者の姿はなく、自分と同じ、爺、婆ばっかりだ。4月9日(はれ)
タラの芽採取の本番を迎え、改めて、山へのかける思いがふつふつと湧いてきた。

摘むに手ごろなタラの芽もあるが、その手ごろな物を探すには、あちこち移動せねばならず、
けっこう体力も使うことになる。ただ自分はまだ本調子とはいえず、足もとも幾らかおぼつかない。
ここは余り焦らずゆっくり歩き慣れれば、そのうち本来の姿をとり戻せるだろう。4月8日(はれ) 
ようやくタラの芽も綻びだして、一年ぶりに採取ができる嬉しさで、つい口元が緩んでしまった。
全体から見ても、殆どの木がつぼみで、芽が開きだすのはもう少しかかりそうだったが、今日の
ような陽気が続けば、すぐにでもパッと開いて賑やかさが増すだろう。4月6日(はれ) 
春の恒例行事、選抜高校野球が開催されておりますが・・・これからの季節は
スポーツを始め、いろいろな催しが目白押しに続き、人々を楽しませてくれます。

大型連休期に始まる「山形県縦断駅伝」もその一つで、これまでも窓越しから声援を
送ってきたが、山菜「最盛期」でもあるこの時季を今から楽しみにしております。

アマドコロが盛りになりましたが、アマドコロ採りは今日で止めます。3月27日(はれ)
用事ができ山へ行きそびれてたが、各地の桜の早咲き報道に、山菜が気になってくるところだが、
暦では、今日はまだ「春分の日」。こんなに早く山へ入りびたった事など今までない・・・
春分の日といえば彼岸。彼岸といったら、ぼたもち。自分はそのぼたもちが大好きで、いつも
この季節を楽しみにしている。ところで「ぼたもち」とは、春に咲く牡丹のことで、秋は萩が咲く
ことから「おはぎ」と云うらしい。まあ呼び名がどっちにせよ、どっちも「んめっばりだ~」。

話が変わりますが、N様ご注文の品、山ニンジン。近々採取して参りますのでお待ち下さい。
*んめっばりだ~(旨いばかりだ~)        3月20日(自宅にて)  
ドライブがてら様子見に行ってきたが、庄内地方へ近づくほど雪がなくなり、我が住む最上地方と
違い、雪のない光景に羨ましくもありました・・・車の窓を開けると、生暖かい風が「フワッ~」と
流れこみ、訪れ始めた「春」につい握るハンドルに力がはいってしまった。

早めに生えてくる生育場所を見たところ、フキノトウと山ニンジンは出てきてはいたが、
アマドコロや木の芽はもうチョイ先のようでした。   3月13日(くもり) 

ワンサカ生えだした昨日のタケノコを思い浮かべて、一路、月山へと車を走らせた・・・
陣地へ到着し、休む間もなく竹林へ潜りこみ、きのうの続きをじっくり廻ってきた。
                         6月16日(ずーっと雨)
休憩場
 
鳥海山、日向川支流前ノ川へ一年ぶりに行ってきました。山中は久々の好天気になって、
全てのものが明るく輝いていた。きょう収穫した山ワサビ、ウド、シドケは本日最終便にて
お送りいたしました。有難うございました。  5月6日(はれ)
タムシバ
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少雪だった前年より、更に今年は雪が少なかった。2015,7/2.7/5と同風景
3/13日の山ニンジンから始まった山菜採りも
7/1日のタケノコまで発生状況うんぬん別にして、
大した支障もなく無事に終えることができました。
拭き取り作業中
薄明りの山道を行く布施さんと石川さん


湧水
ヨブスマソウ
ウド
天然「月山筍」
アイコ(ミヤマイラクサ)
ー2016年度に採取した、その日の収穫画像を改めて下記に集約しましたー
布施さんと向かったタケノコ採りへの山道は、雨でどろどろにぬかり、その悪道は最後まで続いていた。
滑り止めが付いたスパイク地下足袋も、こんな状態じゃ、くその役にも立たず、滑って転ばぬよう慎重に
足を運んだ。2時間半かけてようやく現場に着き、忙しなく出陣の支度をし、目指すタケノコをめがけて
竹藪へ突入した・・・「あれ~、あんまりね~な~」前日の雨で期待し過ぎた自分にガックリきたが、
得意とするねばりとしつこさで、いつも以上に集められた。しかし、きょうの雨もとんでもなく寒く、
オーバーだが、タケノコに手を伸ばしたまま、凍ってしまうのかと思った。 6月26日(ずーっと雨)
渡辺幸任さん
咲き誇るミネザクラの下に地元の前田喜栄さん(68才)
タケノコのゴミを拭き取り仕分けする
きょうは早めに採取は終わり、のんびり休みながらの下山となった。が、濁沢を過ぎた
あたりで雨が凄い勢いで降ってきて、あわててカッパを着込んだ。と安心もつかの間、
単なる通り雨で、こんどは暑くてたまらずカッパを脱ぎ捨てた。 6月8日(くもり)
湧水
休憩場
山小屋跡地
随所で雪の少なさを物語っていた
田植えが終わっていた
山ワサビ
大黒沢
高坂ダム湖
シドケ(モミジガサ)
いよいよ始まりました・・・タケノコ(ネマガリタケ)採り。
まだ、ほんの出始めで量はそんなに採れませんが、そのうち続々と生え出してくれるでしょう。
                         4月26日(はれ)
きょうはウド、タラの芽、山ニンジンの収穫でした
コシアブラ
ひしめくアイコ
 春の名残り雪
ハリギリ
ことし初アイコ
早めのタラの芽
春先のこの時期になると、車中で決まって聞く音楽がある・・・
100円ショップで買った「小鳥のシンフォニー」というCDだが。

山へ向かい、窓から見える景色が次々流れるなかで、この曲をかけると、
気の高まりが煽られ、爺のやる気が最大限にヒートアップする。

きょう収穫した山ニンジンは、N様へお送り致します。 3月23日(くもり)
山ニンジン
 アマドコロ
天然山菜
*ほんてっ、寒いけっや~(本当に寒かったな~)
飛沫をあげ流れる濁沢
朝一番でタラの芽を採り、その後コゴミへと移りあさるようにして戴いてきました。
コゴミは去年より3日早く行ったのですが、少々伸びた物が多かった。
しかし、きょうの朝は「ほんてっ、寒いけっや~」。 4月20日(はれ)

ウド
木の芽
鳥海山
月山
 近隣の戸沢村
山ニンジン